ようこそ羽曳野市の誉田八幡宮へ
当宮は、大阪府羽曳野市の応神天皇陵の後円部に鎮座しています。(こんだはちまんぐう)とお読みします。神様のお名前は、(ほんだわけのみこと)と発音いたしますが、地域のなまりで(こんだ)という風に発音するようです。応神天皇陵は、4世紀~5世紀のころに作られ、当宮の歴史は、その御陵をお護しておまつりするための信仰から始まっています。
時代を経て八幡信仰と結びつき、様々な人たちの厚い信仰を受けて、現在の形に至ります。かつては戦の神として武運長久を祈り、源家を始め、様々な武将たちが困難な時代に心のよりどころとしてお祀りされてきました。現在も、地域の方や崇敬者の方達から守り神としてそして、安産や厄除け開運のご利益があるとされ親しまれ大切にお祀りされ続けています。
八幡さまは、特に神仏習合の流れの強い神さまであり当宮も1200年頃からは、放生会という神職と僧侶の方たちが一緒になって神祭りを行っていました。このところに、日本の方たちのおおらかさを感じることができます。残念ながら明治の廃仏毀釈により、その形は、変わってしまいましたが、現在もその歴史の名残を、随所に見ることができます。
環境や社会の形が大きく変化する昨今、かつての先人や武将たちのように誉田八幡宮へご参拝されてみてはいかがでしょうか。
皆様のご参拝お待ちしております。