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安産の神様

 安産社(あんざんしゃ)
御祭神 神功皇后

古伝縁起によると、後冷泉天皇の永承六年のこと皇后が御懐妊されたとき、或る夜の夢に、南殿へ出られると、木の下に老翁が立っていてその姿はさながら鬼のごとく。 「安産を願うなら吾を祭るべし」と告げると夢はさめ、そこで皇后はこの旨を天皇にお話になった。 天皇の申されるには「木に鬼は即ち槐(エンジュ)の木である。むかし神功皇后が誉田別皇子を御出産になったとき、槐木をもって産殿の柱を造らせた故事がある。 これはきっと槐木をもって産屋を営むべしとの夢現であろう。早速、槐木の所在を尋ねるようにと勅命を出されると誉田八幡宮に槐木があることが判ったので、勅使を遣わされ境内の槐木の枝を伐りとり、これを産室の上に吊るして安産を祈念され、やがて皇子が御安産誕生された。天皇は深く喜ばれ宸筆の額を納進せられた。

源氏大将の後嗣を願うならば河内の誉田八幡宮へ祈念すべし

また、源頼朝の母公が尾張の熱田明神へ参詣し源家の主将に相応しい子をあたえ給えと祈念すると夢に白鳩がとびきたり、白髪の老人が現れて申されるには「源氏大将の後嗣を願うならば河内の誉田八幡宮へ祈念すべし。吾は日本武熱田明神である」とお告げがあったので、当宮へ参籠、神功皇后の故事にならい槐の枝を守刀として祈念されると、ほどなくして頼朝 公を懐胎出産されたという逸話が伝えられてる。※これらの神話によって知られるように、古来より当社の槐木は、「安産木」として、出産の際に災難を除き、安産の守護として地域の方や崇敬者の方に親しまれてきました。当宮の安産守は、こちらの槐の枝をお守りの中に入れて祈祷をしています。

安産槐木守 初穂料800円

安産祈願

新しい命が宿ってから5カ月目の戌(いぬ)の日に、安らかな出産を神様にお祈りいたします。
初穂料八千円

ご祈祷をお受けいただくタイミング
5か月目の戌の日に御祈祷をお受けいただき、そのおさがりの岩田帯を着帯いただくのが良いとされています。 ただし、ご予定があり日程が合わない場合などは、事前にご祈祷をお受けいただいて戌の日当日に岩田帯をご着帯いただくという方法もございます。

おさがりの内容
誉田八幡宮 安産神符
安産槐(えんじゅ)守り
安産岩田帯
安産の由来書
お神札掛け・お札立て

祈祷木
当宮では祈祷木に、お名前予定日を記していただき、御祈念してご参拝していただいた後、御身代わりとしてお預かりし、神前へお供えさせていただいております。

ご祈祷受付時間について

祈祷受付時間 
毎日 午前9:00~午後4:00まで
ご祈祷をご希望の方は、拝殿左側受付にてお申し出いただきますと、ご案内させていただきます。