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  2. 改修工事完了・足場解体作業の開始 9月の終わり~

9月22日 瓦の設置工事

9月22日に確認すると、完成まであともう少しといったところでした。拝殿頂上の本棟も完成し、残すところは、下り棟、隅棟の部分になります。

拝殿大棟の様子。きっちり直線になっています。

こちらは、拝殿南側の鬼瓦になります。この後は、鬼瓦に漆喰を塗るという作業が残っています。

飾り金具・彫刻の修繕

龍と獅子の彫刻 22日の時点で彫刻の修繕が完了していました。目の銅の部分が新しくなっています。 火の鳥の彫刻 実は、経年による痛みのためか工事の途中に首の部分が外れてしまい、新たに岡山の彫刻士の方に作成していただいたものに付け替えることとなりました。 そちらの費用は、金剛組さん持ちということでちょっとラッキーだなと思いました。何かあった時の保証がしっかりしているのがありがたいところですね。

修繕前の火の鳥の彫刻

だいぶん痛みもあったためか、修繕して迫力が増したような気がします。

飾り金具の取り付け

9月の末には、修繕し金の箔押ししなおした金具の取り付けが完了いたしました。金具が取り付けられるといよいよ完成に近づいているという風に感じました。

龍のひげの部分もキラキラしています。

新しい雨どいの設置

新しい雨どいの設置も完了していました。以前は、土葺の土が流れ込んで詰まってしまっていましたが、今回は、土を葺かない引っかけ葺のため、しっかりと雨どいとして機能してくれます。  

10月5日 瓦設置工事の完了

遂に瓦の設置が完了いたしました!ここまで無事に工事が進行し、後は、足場の解体→美装→釣灯篭の設置で工事の方が完了となります。 何も問題が起こらなければ、予定通り10月中には完了いたします。何とか足場の解体まで無事に完了していただきたいところです。

令和6年10月7日 早朝撮影 足場の解体進行中

瓦の設置工事が完了する前に足場の解体が始まりました。7日には、瓦の工事が完了し、足場の解体に移っています。

軒先回り

拝殿南側から、時計回りに軒先を廻って撮影しています。

足場上部からの撮影

 

足場の解体が進むため、今回で上部からの撮影は以上となります。 ここまで、工事進行状況のご報告にお付き合いいただき、ありがとうございました。 今後は、拝殿全景の画像をUPしつつ、解体の進行状況をご報告できましたらと思います。

もし機会がございましたら、完成した拝殿を実際にご覧いただければ、幸いにございます。

 江戸時代の人たちから受け継がれた誉田八幡宮の拝殿が、皆様のお力添えにより、おかげさまで無事に改修完了いたしました。 この拝殿がずっと後世の人たちに受け継がれ、ご参拝いただけるような世の中であってほしいなと思いました。

この度は、拝殿大屋根改修工事にご奉賛賜り、誠にありがとうございました。