先ずは、再利用する鬼瓦の部分と記念品となる軒先瓦の回収から進みました。

次に、屋根最上部の瓦の撤去に続きました。取り外した瓦は、こちらも滑り台の上を滑らせ下部へと移動させるようです。
その後、他の部分の瓦も撤去し、葺き土も同時に土嚢袋に入れて回収していく作業になりました。
大きな屋根で量がたくさんあったので、少しずつ人力で回収するのは、とても大変な作業の様に思えました。

早いもので、3月10日に確認したところ、半分以上の瓦、葺き土の撤去が進んでいました。

順調に撤去が進み、ほぼ骨組みの状態になりました。
後は、野地板を乗せる野垂木を撤去して、南側、北側の妻壁（三角形の格子状の部分）を取り除いて、撤去のすべての工程となります。

以後は、朽ちた部分を新しいものに変えたり、補強したりする木部工事の工程に移ります。

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