拝殿大屋根修復工事ご奉賛のお願い
氏子・崇敬者、有縁の皆様方におかれましては、平素より当、誉田八幡宮に親しくご参拝いただき、誠に有難うございます。 当宮が、現在も社運恙なく在りますことは、皆様のご厚情、ご支援の賜と深く感謝致しております。 当宮の拝殿は、詳しい年代は判明しておりませんが、江戸時代に建立され明治以降度々修理を重ねて現在に至っています。 つきましては近年屋根の老朽が甚だしく、瓦の土への還元化・ずれが進んでおります。 その結果、雨漏りにより木材が劣化し、軒先の垂下や、ずれた瓦の落下の危険が生じる状況になってまいりました。
そこで先人達や現代の人々の思いの詰まった歴史ある拝殿を後世へと受け継いでいくために、 この度拝殿大屋根改修工事を行うこととなりました。 現下情勢不安による物価高騰の折、まことに恐縮でございますが、皆様方のあたたかいご支援を、何卒宜しくお願い申し上げます。
工事概要
工事名 | 拝殿大屋根修復工事 |
施工内容 | 拝殿屋根瓦の葺き替え並びに劣化した木材の新調 |
総工費 | 9千万円 |
工期 | 令和6年1月16日~(年内10月31日 完了予定) |
施工業者 | 金剛組 |
拝殿屋根の状況
何度か修復を重ねていますが、瓦表面のいぶしが消失し土への還元化が進んでいます。
今回は、屋根に乗っている瓦も一度すべて取り除き、新たに新しい瓦を設置しなおすこととなります。瓦は、全部で2万枚ございます。
拝殿北側側面部
特にこちらの部分の劣化が著しくなっています。今回は、妻飾り(三角の木の格子部分)も新調いたします。
拝殿東正面部
一見正面から見ると整って見えるのですが、右に比べて、左の軒先が下がっている様子がご確認いただけます。
拝殿西面中央部
楕円矢印部分の様に、ずれによる空間が確認できます。
裏甲の腐朽、雑草の繁茂
西部においては、夏場になると雑草が繁茂します。また、白線四角内部の裏甲という部分の腐朽が始まっています。ちなみに東部の瓦は、徳川家の三つ葉葵の紋で西部は、八幡様の三つ巴の紋があしらわれています。
今回の改修部分
1、瓦をすべて葺き替え、朽ちた木材を新調する すべての瓦を下ろし新しい瓦に葺き替えを行います。その際に、腐朽している木材の部分を新調いたします。
2、自然災害を想定し、引掛葺きにて施工を行う 現在の屋根は、土を引いてその上に瓦を乗せる土葺き工法で施工されていますが、今回は、大地震や台風被害を想定して土を引かない引掛葺きでの施工をお願いしています。その為、屋根の重量が50tほど軽量化するため、現在よりも自然災害に強くなります。
3、一部同金具や擬宝珠(ぎぼし)をきれいに補修する。
結果、 現在よりも、きれいでより丈夫に改善されることと思います。
ご奉賛いただいた方へ
奉賛額 | 返礼内容 |
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千円以上 | ・感謝のお手紙 |
三千円 | ・感謝のお手紙 |
一万円 | ・感謝のお手紙 |
十万円 | ・感謝のお手紙 |
ご奉賛の受付
社務所、拝殿受付にて承っております。
お振込にてご奉賛頂く場合
以下、お電話かメールアドレスの方にご連絡いただけますと幸いです。
TEL : 072-956-0635
Email : kondahachimangu@gmail.com
何卒あたたかいご支援、よろしくお願い申しあげます。
おかげさまで現在、工事の方は完了し、残りは美装(工事によって拝殿に積もったほこりの除去作業)のみとなりました。
以下のページより詳細をご覧いただけます。